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2017年6月SWVOB会総会での「二居山小屋」に関する決議事項のお知らせ

OB・OGの皆さま

2017年6月3日(土)のOB総会にて第5号議案、第6号議案に関して以下の決議をしましたのでお知らせ致します。我々の精神的支柱である「二居山小屋の将来」のことになりますので、よろしくご一読をお願いします。また今後、この決議によって活動をする「SWV山小屋再生プロジェクト(仮)」のお知らせをメール、HPを通じて致します。ご意見を頂ければ幸いです。

・第5号議案    SWV財政危機及びOB会休止の危機について

・第6号議案    山小屋関連報告(二居山小屋の今後)

●決議事項

以下の<OB会の将来と「二居山小屋」の維持困難>を共通認識したうえで、その解決策の立案を目的とした「SWV山小屋再生プロジェクト(仮)」を組成し、譲渡案を主軸とした解決案を今年度中に結論化をする。またそのプロジェクトメンバーや運営の詳細は会長・副会長・幹事長・山小屋理事(以下「執行部」という)に一任をすることを決議しました。

<OB会の将来と「二居山小屋」の維持困難>

今後のOB会の財政状況は2016年11月の60周年記念パーティ残金で一時的に回復をしたものの、JCBを利用した会費徴収も近い将来困難が予想され、極めて先細りの状態が続くものと予測されます。また、残念ながら若い世代でOB会の運営を積極的に担って行こうという人は僅かしかおりません。OB会の財政基盤を確立するとともに、OB会の活性化は今後の重要な課題ではありますが、的確な解決策の目処は立たないのが現状です。

かかる状況の中でOB会活動を基盤としている「二居山小屋」の将来が大きな懸念としてここ二十年来の課題となっています。

築40年余の「二居山小屋」の維持は現状でも極めて困難な中で、一部山小屋理事を始めとしたOB会員のボランティアに頼りながら維持しているのが現実であり、反面本来の山小屋設立目的であったSWV現役部活動に資するという目的は現役部員の減少と活動内容の変化に伴い全く無くなっています。ここ最近の現役部活動の山小屋利用は皆無となってしまいました。山小屋は唯一少数のOB利用と本来山小屋の維持メンテナンスのための例年9月の「山小屋祭り(ワーク合宿)」のみの利用となっているのが実情です。

このまま何も対策を取らないでいると、何年か後に山小屋が廃屋化してしまうのみならず、山小屋の固定資産税も払えなくなるという事態を招く恐れがあります。この場合、最悪母校の埼玉大学にご迷惑をお掛けすることも考えられます。

このような将来リスクを回避する為、執行部としては出来るだけ早く山小屋をどなたか(個人或いは団体)に無償譲渡したいと考えております。もちろんOBの皆様の中で山小屋を個人(或いはグループ)で所有したいという方がおられれば優先的に譲渡させて頂きます。もしそのようなOBが居られなければ縁故あるいは一般公募でどこかの山岳会などに譲渡先の対象を広げるつもりです。

皆さまのご尽力により2015年の屋根ふき替え等、何回かの大規模修繕で当面の維持が出来ている「今」が、今後を考える機会となっていると認識をしています。

皆様のご理解とご協力を御願い致します。

以上





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