ブックタイトル2014
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2014
今回、現部よりという形で2013年度のワンダーフォーゲル部の活動をまとめさせていただきました。現在のワンゲルでは三年生が中心となり週一回のミーティング、月一回の登山を基本に活動しています。他にも体育館を借りてのスポーツや秋ヶ瀬公園でのバーベキューといったイベントも多く行い、部室にて皆でピザやお好み焼きを食べたりなどもしました。何もするにも和気藹々とした雰囲気であり、皆で楽しく活動しています。今年度は新入生歓迎として行った伊豆ヶ岳をはじめ、男体山、雲取山、穂高岳などの山へ登りました。活動時期は主に春から秋にかけてであり冬の雪山などへは行っていません。これは現在の部員の雪山の経験が皆無であるし、基本的に部への新入生は未経験者が多いためであります。おそらく来年度もそういった活動が中心となるとは思いますが、機会があれば雪山にも挑んでみたいとは思います。登った山の中でも、夏の終わりに行った富士山は特に印象に残っています。これはちょうど世界文化遺産に登録されたこともあり行こうと決心しました。ご来光を見るために日の出の時間に頂上に到着するように登ったのですが、予定よりかなり早いペースで登れてしまい頂上近くで寒さに身を震わせながら改めて計画の重要さを思い知ることとなりました。日が昇ってからは山や雲などの景観が目の前に現れ、その美しさに圧倒されるばかりでした。人々が昔から惹きつけられ、世界遺産に登録されるほどの魅力をその肌で感じられたような気がします。山に登った後は温泉に行くのも楽しみの一つです。登山を計画する際は近くに温泉がないかを調べて行き、帰りの温泉を楽しみに山頂を目指すことも多かったです。タオルなどの風呂の準備はもはや山へ行くときの必需品になりつつあります。今年度の活動を振り返ると、予定の調整がうまくいかなかったことが反省点として挙げられます。授業やアルバイトなどで多忙な人が多く予定が合わせられないために全員が揃った活動というのは少なく、固定的なメンバーがあまりいませんでした。「行きたいが予定が合わないため行けない」という声を多く出させてしまう結果となってしまったことはとても残念で、今後はもっと計画的に予定を決められるような工夫が必要とされているように感じました。さて、時期的にはもう引き継ぎの時期なのですが部のメンバーは二年生が少なく、次の役職は今の一年生にもやってもらうことになりました。四月に入部してくれた新入生も今では頼もしく、時には上級生がリードされるほどです。今まで自分が引き継いできた現部より寺島悠太(2011年入学)工学部情報システム工学科午年よ繁華の寒は良しと舞うはんかかん二〇一四年午年今年の回文岩下喜義ことを下の代が引き継ぐことになると、自分もまたワンゲルという大きな流れの中の一部となったことを改めて実感させられます。次の代には先輩方から伝えていただいたことを感じ取り、できることなら自分たちで新たな流れを作っていってほしいと思います。このように我々が活動を行ってこられたのはOBやOGの方々や顧問の森田先生、先輩方など多くの人に支えられてきた結果でもあると思います。いつも我々を陰でサポートして下さったことに関しては感謝の気持ちでいっぱいです。これからもこのワンダーフォーゲル部の名に恥じぬような活動をしていきたいと考えています。Saitama University Wandervogel ClubSaitama University Wandervogel Club 4Saitama University Wandervogel Club