2021年7月20日(火)
御坂黒岳 2021.7.20
1.年月日
2021年7月20日(火)天気 晴
2.メンバー
中村、中川、中川(礼)、古島(記)(中村、古島はS47年卒部)
3.時間
9:30 三つ峠入口発
10:55 御坂峠着
10:50 天狗岩着
11:55 黒岳着着
12:05 展望台着
12:30 展望台発
14:40 広瀬着
4.山行内容
富士山の展望と涼を求めて御坂黒岳に行く。新宿から高速バスに乗り河口湖に向かう。途中で雪のない富士山が良く見えて、楽しい山行が期待できそである。9時に河口湖に到着する。中村、中川夫妻は橋本からの高速バスで10分前に到着しており、バス停で合流する。河口湖は標高が高いので、幾分爽やかに感じる。甲府行きのバスに乗り換え、三つ峠入口で下車し、登山を開始する。
登山道は杉の植林帯を登って行く。適度の傾斜で、道幅も広く登りやすい道だ。ジグザグと登る場所もあるが道の傾斜は変わらず、良いペースで登って行く。標高は1,000mを越えているので、樹林帯の木陰は爽やかで、気持ち良い。広葉樹に変わり、高度を上げて行くと、木々の間に富士山と河口湖が覗く。気持ちよく登って行けば尾根を巻くような道となり、傾斜も落ちて御坂峠に飛び出す。開けているが、展望はあまり良くない。御坂茶屋の廃屋が残っている。
御坂峠からは樹林帯の中のなだらかな尾根道を登って行く。簡単な岩場が出てくるが、問題なく行ける。小さなピークを越えて一旦下ってまた昇り返す。岩場を越えて行くと傾斜もなだらかになってくる。下を見ればトリカブトがたくさん覗いており、秋のお花畑を連想させる。しばらく行けば黒岳山頂に到着する。
山頂はなだらかで、樹林に囲まれており、山頂という感じがしない。また展望も良くない。しばし記念写真を撮った後に南側にある展望台に向かう。少し下ると小さな岩場の展望台があり、眼前には富士山と河口湖が広がる。残念だが富士山の山頂付近に雲が掛かり、富士山全体は見えない。ここで昼食とする。
当初は新道峠から下る予定だったが、ここから直接広瀬に下ることとする。思ったより急な下りで、道も少し荒れている。岩場の道にロープが掛かっているが、ゆっくり降りれば問題ない。この後も岩場と急な坂道にはロープが掛かっている。急な坂道は足場が出来ていないので滑りやすく、歩きづらい。この頃から中川が熱射病のためか膝に力が入らなくなった様子なので、少しゆっくり下る。また転んだ際に肘に擦り傷を負って、出血が止まらないので、絆創膏で手当てしながら下る。御坂峠入口への分岐を過ぎると道も緩やかになり、下りやすくなるが、時折ロープの掛かった場所もあり、注意して下る。建物が見えてきて、最後のロープの掛かった急な坂道を下れば舗装道路に出る。舗装道路を下って行けば、久保田一竹美術館に出て、少し先の広瀬交差点で登山は終了となる。ここでバスを待とうと思ったら、タクシーが河口湖駅まで客を送ってから戻って来てくれるとのことなので、タクシーを待って河口湖駅まで行く。
河口湖駅前の「ほうとう屋」でいつもの様に反省会を行う。生ビールが美味しくて幸せな気分を満喫する。久し振りの外飲みは最高だ。ほうとうでお腹を満たした後、富士急行、中央線で帰途に就く。
今回の山行は暑さの中、少しでも涼を楽しめ、また富士山の眺望も良く、比較的に標高の高い御坂黒岳にした。山の中はまあまあ涼しく、良かったと思う。残念ながら花はあまり見ることができなかった。また、夏の日射病には十分注意しなければと改めて思った山行であった。次回は夏本番なので、眺めの良いアルプスに行きたいと思う。
三つ峠入口の登山道
植林帯を登る
ジグザグと登る
広葉樹林帯
富士山が覗く
御坂峠
御坂峠で一服
尾根道を登る
樹間からの富士山
黒岳頂上へ
黒岳頂上
展望台からの富士山と河口湖
展望台で昼食
急な下り
帰りの車窓からの富士山
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