2021年5月28日(金)
九鬼山 2021.5.28
1.年月日
2021年5月28日(金)天気 曇
2.メンバー
中村、中川、中川(礼)、古島(記)(中村、古島はS47年卒部)
3.時間
9:30 禾生駅発
10:20 尾根分岐着
10:50 天狗岩着
11:10 九鬼山着
11:40 九鬼山発
12:25 林道着
13:05 田野倉駅着
4.山行内容
富士山の展望を求めて中央線沿線の九鬼山に行く。雨で延期されていたが、天気の回復を予想し、今日の山行を行う。中央線大月駅で皆と出会い、富士急行で禾生駅に向かう。天候は曇りであるが、車窓から富士山が見え、期待が膨らむ。禾生駅は小さな無人駅で、ここで山支度を整える。
禾生駅を出て、国道139号線を左に曲がってしばらく行けば落合橋になる。橋を渡ると九鬼山への道標が出ていて、右に入って行く。レンガ造りの古い落合水路橋をくぐって行くと、愛宕神社経由の道と杉山新道の分岐が現れる。愛宕神社経由の道を進むと、すぐに赤い鳥居の愛宕神社となる。愛宕神社の脇から本格的な山道が始まる。最初は窪みのような道で緩やかな傾斜をゆっくり登って行く。やがて尾根の山腹を沿うような道となり、時折ジグザグと高度を稼いで行く。おおむね広葉樹林帯だが、時折杉の植林帯も混ざる。紅葉の時期は良さそうな道だ。最後に急登となり、尾根上の池の山コース分岐に出る。尾根をしばらく行くと植林帯の急登となる。今までとは違って、短いジグザクを繰り返し、高度を稼いで行く。やがて、目の前に天狗岩の看板が出てくる。歩いて3分とのことなので、山腹をトラバースして行ってみる。少し行けば小さな岩の前に富士山と都留市が現れる。確かに眺望は良いのだが、もっと大きく開けた岩と壮大な景色を想像していたので、チョッピリ期待外れではあるが、とりあえず富士山を楽しむ。尾根に戻って再び急な道をたどると、傾斜が緩んで杉山新道と合わさり、わずかに行けばツツジの咲いている九鬼山頂上に飛び出す。山頂は細長くあまり広くはない。北側が開けていて扇山、百蔵山から秩父の山が見渡せる。すぐには気が付かなかったが、北側の木の間に綺麗な富士山が良く見える。裾野まで見えて、こちらから見る富士山は形がきれいだ。先行者が3人休んでいて、我々もここで昼食とする。
頂上からは田野倉駅に向かう。尾根は急な岩場でロープが張ってある。気を付けながら降りると少し広場のような場所に出て、ここからは山腹をトラバースして行く。滑りやすく、細く、展望の開けない暗い道なので、あまり楽しくない。長いトラバースが終わって尾根に出れば快適な道となる。札金峠手前の分岐を田野倉方面に向かって降りて行く。尾根から外れてジグザグと降りて行くとすんなりと林道に出る。林道は歩きやすく、どんどん行けば池の山コース登山口に出て、さらに行けば眼前に富士山が再び現れ、目を楽しませる。あとは田野倉駅に向かうのみだが、駅の直前で道が分からなくなり、13時4分の電車に乗り遅れてしまう。仕方なく25分待って、次の電車で大月に向かう。
大月の蕎麦屋で反省会を行う。酒が飲めるということなので、ビールと日本酒を少しだけ楽しむ。久し振りの外での酒は美味しくて、ちょっとだけ幸せな気分となる。帰路は中央線で高尾まで行き、解散とする。
今回の山行は新緑の中、富士山がきれいに見え、楽しませてもらった。雨も降らずに快適であったし、やはり富士山が見えると、何故か楽しくなる。今回も花はあまり見ることができなかったので、次回は期待したいと思う。
禾生駅
落合水路橋
愛宕神社
尾根分岐に向かう
尾根分岐
尾根分岐で一服
最初はなだらかな道
植林帯の急登
天狗岩からの富士山
頂上直下
頂上のツツジ
九鬼山頂上
頂上からの富士山
富士山をバックに
頂上からの急な道
林道着
田野倉駅
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