2021年9月7日(火)
国師ヶ岳 2021.9.7
1.年月日
2021年9月7日(火)天気 曇
2.メンバー
中村、中川、中川(礼)、古島(記)(中村、古島はS47年卒部)
3.時間
10:20 大弛峠発
11:10 北奥千丈岳着
11:30 国師ヶ岳着
12:05 国師ヶ岳発
12:35 大弛峠着
4.山行内容
雨で夏の山行が中止となったが、晴が見込める日を決めて国師ヶ岳に向かう。高尾山口に8時に集合し、中村車で中央高速を勝沼に向う。東京の朝は晴れていたが、西に向かうに連れ曇りになる。予報と違っていたので心配するが、笹子トンネルを抜けると山梨側は晴れていて期待を持たせる。しかし、山の上は少し雲が掛かっていて、展望が良ければと願う。勝沼ICで中央高速を降り、塩山から大弛峠に向かう。途中から舗装はしてあるが細い林道となり、対向車に気を付けて高度を稼げば、標高2,350mの大弛峠に到着する。大弛峠は標高が高いので、爽やかで気持ちが良い。駐車場が満杯なので、少し戻った路肩に駐車し、山支度を行う。
標識に従い登り始めると、すぐに大弛小屋だ。コロナ禍のためか今は休業している。ここから本格的な登りとなる。登山道は、昔は岩がゴツゴツした登り難い道であったようだが、木の階段が整備されており、登り易くなっている。奥秩父らしい雰囲気の樹林帯の中を気持ちが良く登って行く。また、石楠花が沢山あり、花の時期はさぞかし素晴らしいだろうと思わせる。夢の庭園への分岐を過ぎ、どんどん登って行って後ろを振り返れば、金峰山の横に南アルプスが雲の上に見える。しばらく行けば前国師岳で、チョット一服し、展望を楽しむ。雲の上に白根三山など南アルプスの主峰が見えるが、甲斐駒ヶ岳は雲に隠れて見えない。前方には北奥千丈岳がすぐそこに見える。しばらく行けば平らになり、国師ヶ岳と北奥千丈岳の分岐となる。まずは奥秩父最高峰の北奥千丈岳に向かう。緩やかな樹林帯をわずかに行けば2,601mの北奥千丈岳に到着する。南アルプスは雲の上に見えているが、富士山は雲の中である。分岐に戻って少し登れば国師ヶ岳に到着する。先ほどまで見えていた南アルプスは雲に隠れて見えなくなってしまった。ここで昼食とする。
帰りは来た道を戻って行く。階段の道をどんどん下って行くと、夢の庭園への分岐となり、ここから夢の庭園に向かう、少し下ると大きな花崗岩が散在し、眺めの良い夢の庭園に出る。石楠花の季節は美しく、晴れて展望が良い時は、素晴らしいのだろう。ここから少し下れば大弛峠に到着する。
帰りは来た道を戻る。大弛峠から下る途中で、初冠雪の富士山を見ることができ、なんとなく満足する。途中、道の駅に立ち寄り、中央高速で高尾山口まで来て中村、中川夫妻と別れる。
今回の山行は奥秩父の雰囲気を楽しめる、気持ち良い山行だった。ただ登りは1時間程度で、少し軽めだったかな。南アルプスも見えたし、富士山も帰りの車窓から見ることができ、良かったと思う。天気の悪い中で、晴れ間を狙った山行としては上出来だ。次回の山行が晴れることを期待しよう。
山支度をする
大弛峠
道標
大弛小屋の前
木の階段
樹林帯を登る
南アルプスと金峰山
北奥千丈岳
南アルプス白根三山
北奥千丈岳分岐
北奥千丈岳
国師ヶ岳
白根三山北岳
夢の庭園
帰還しました
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