2021年9月29日(水)
牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山 2021.9.29
1.年月日
2021年9月29日(水)天気 曇
2.メンバー
中村、小島、中川、古島(記)(中村、古島はS47年卒部)
3.時間
9:40 日川林道登山口発
10:30 パノラマ岩発
10:50 牛奥ノ雁ヶ腹摺山着
11:35 小金沢山着
12:05 小金沢山発
12:40 牛奥ノ雁ヶ腹摺山着
13:25 日川林道登山口着
4.山行内容
9月2回目の山行は、大菩薩連峰の一角にあり、富士山の展望で有名で日本一長い山の名で知られる牛奥ノ雁ヶ腹摺山と小金沢山に向かう。高尾駅北口に8時に集合し、小島車で中央高速を勝沼に向う。途中、富士山が霞んで見えているので期待をするが、笹子トンネルに向かうと山の上は雲が掛かっている。笹子トンネルを抜けると山梨側は晴れてはいるが、南アルプスは薄雲の中にかすかに見えるだけで、展望は期待できそうにない。勝沼ICで中央高速を降り、甲斐大和から大菩薩方面に向かう。ペンションすずらんを過ぎると日川ダムとなり、少し先から日川林道に入る。舗装した林道をしばらく行けば登山口となる。駐車場には既に3台止まっており、我々の車を何とか駐車すると、駐車場は満杯となる。ここで山支度をする。
道標から入ったところに鹿柵ネットがあり、ネットを開けてカラマツの植林帯に入る。植林はまだ小さく、腰位の高さだ。植林の間の山道は急で滑りやすい。時折植林サポート用のロープが行く手を遮り、引っ掛からないように気を付けて登って行く。右手のネットを開けて植林帯を抜けると、カラマツなどの気持ち良い天然林の尾根となる。少し緩やかになって、また急登になると、岩が出てきてパノラマ岩の上に出る。パノラマ岩からは白根三山や甲斐駒ヶ岳が遠望できるが、雲の上に霞んでいて、あまりよく見えない。富士山は残念だが雲の中だ。小ピークを過ぎて少し下ると、笹と枯れ木の美しい斜面になる。気持ちよく登って行くと笹原の緩い登りとなり、牛奥ノ雁ヶ腹摺山頂上に着く。残念だが先ほど見えていた南アルプスも雲に隠れ、黒岳も雲が掛かって頂上は見えない。天気が良ければ、富士山から南アルプスなどの大展望が期待できるのに、残念である。ここから小金沢山まではアップダウンはそれほど大きくない。笹原の気持ちの良いところや、ナナカマドの実が赤く染まった樹林帯を行けば小金沢山だ。展望は牛奥ノ雁ヶ腹摺山同様あまり良くない。ここで昼食とする。
帰りは来た道を戻る。牛奥ノ雁ヶ腹摺山までは僅かな紅葉や、美しい笹原を楽しみながら進む。牛奥ノ雁ヶ腹摺山でチョット一服し、あとは登山口まで快調に下る。駐車場には我々の車だけ残っていた。
帰りは来た道を戻る。途中、道の駅に立ち寄り、大月まで下道を行き、ここで小島と別れる。中村、中川、古島は大月駅前で反省会を行った後、中央線で帰途に着く。
今回の山行は富士山と南アルプスの展望を期待していたが、残念な結果となった。しかし天然林の尾根や笹原など、気持ちの良い山行を楽しむことができた。少し軽めの山行だが、良かったと思う。次回は素晴らしい展望を期待しよう。
また、今回ヤマレコの山行記録を使ってみたが、GPS機能など十分に使えるし、記録も比較的容易に作れることが分かった。これからも活用してみたいと思う。
牛奥ノ雁ヶ腹摺山・小金沢山 – 2021年09月29日 [登山・山行記録] – ヤマレコ (yamareco.com)
駐車場で山支度をする
登山口の鹿柵ネット
カラマツの植林帯を行く
カラマツの尾根
チョット一服
パノラマ岩からの南アルプス
白根三山から甲斐駒ヶ岳
頂上直下の笹原と枯れ木
牛奥ノ雁ヶ腹摺山頂上
牛奥ノ雁ヶ腹摺山頂上から雲の中の南アルプス
黒岳も雲の中
小金沢山に向かう笹原
ナナカマド
紅葉も少し始まる
小金沢山まであと少し
小金沢山頂上
小金沢山からの眺望
牛奥ノ雁ヶ腹摺山から下ります
黒岳が見えた
下山
駐車場には我々の車だけ
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